FARM MUFFLER
ファームマフラーができるまで

思った商品を作るためには、生地を作ります。
理想の生地を作るために、糸から作ります。
生地を作る、糸を作る。
ファームマフラーの生地は、糸づくりから始まります。
綿100%でありながら、さらりとしていて、軽く、乾きやすい。そんな使い心地を目指すために、まずは生地のもとになる糸を考えました。
3本の太さが違う糸が、絶妙に絡み合う糸づくり
綿100%でできた太さの違う3本の糸に、特殊な撚りを掛けて、1本の糸を作ります。
それぞれ細さの違う糸を組み合わせることで、肌に触れたときのさらりとした感触や、ふわっとした軽さにつながっていきます。
小幅織機で生地を織る
できあがった糸を緯糸として、小幅織機にかけて生地を織っていきます。

小幅織機とは
小幅織機は、日本の生活に密着してきた伝統的な織機です。
手拭いや浴衣などに使われる生地の幅は、基本的にこの巾で織られています。
この織機で織られた生地は、両サイドが少しだけ厚く、丈夫に織りあがります。裁断や縫製の無駄を少なくできるところに、先人たちの知恵とスマートさを感じます。
1日に20メートルほどしか織れない旧式の織機ですが、その分、糸に無理なテンションが掛かりにくく、柔らかい風合いに仕上がります。
和晒しで生地を仕上げる
織りあがった生地は、糊抜きの工程を経て、生地として完成します。
幾つもの工程をかけることで、やわらかな白の美しい生地になります。
糊抜き、和晒しとは
織物は、生地を織るために糸に糊をつけています。
生地が仕上がった段階では、まだ糊が付いたままです。そのままでは加工したり、実際に使ったりするには向いていない未完成の状態です。
その糊を落とすために、「和晒し」という日本独特の方法でじっくり仕上げていきます。
大きな桶の中に布を広げるようにして入れ、酵素の力を使って、一昼夜かけて糊を分解して落としていきます。
デザインをおく、完成形に仕上げる
やわらかな白の美しい生地に、デザインを置いていきます。
デザインのモチーフは、プリズムに反射した自然の光です。

顔料プリント
プリントには、顔料プリントという方法を使います。
プリントした後に熱で定着させるため、洗いをかけるたくさんの水を必要とせず、水を汚しにくい手法です。
裁断・縫製・加工・検品
裁断、縫製、加工、検品は、一工程ずつそれぞれ専業の職人が担っています。
一枚ずつ手作業で工程を踏み、ひとつの商品として完成します。
こうして出来上がったのが、Farm Muffler。
農家が農家さんのために作った、汗取りマフラーです。


